i.lab i.lab

menu
CASE STUDY #3

イノベーションのための
仕組みづくり

イノワンチャレンジ:
社内アイデアコンペティション

SCSK


Planning

社内アイデアコンペティションの
企画・実行支援

イノベーションを目的とした新規事業創出の必要性はどの企業においても広く認識されておりますが、新規事業のアイデアが継続的に 創出されるような仕組みが整備されている企業は多くはありません。そこでi.labは、様々な業界のイノベーションコンサルティング経験を基に、クライアントに最も適切な、社内での継続的な新規事業創出のための組織や仕組み、人材づくりを支援しています。
支援方法はクライアントによって様々な形をとります。例えば、ITサービス企業のSCSK株式会社(以下、SCSK, http://www.scsk.jp)に対する支援として、2010年から行われている公募型の社内アイデアコンペティションである「イノワンチャレンジ」(2014年度までは「イノワングランプリ」)の企画・実行支援を行っています。

Process Design

社内リソースだけでも継続可能な
プロセスのデザイン

支援終了後も継続できるコンテスト運営を目的として行ったこの支援では、コンテストの初期にあたるアイデア募集フェーズにおいて、アイデア創出のためのワークショップのプロセスをデザインし、ファシリテーションを実施しました。
アイデア創出のためのワークショップでは、ファシリテーションの腕に頼り過ぎることなく、プロセスでアイデアの質を高めることができるようなデザインを行いました。そして、まずi.labがモデルとしてファシリテーションを実施した後、イノワンチャレンジを主催・運営するSCSKの事務局メンバーが一連のファシリテーションを実施するというステップを採りました。これにより、i.labという社外アドバイザーが離れた後もそれが継続的に、高い質のまま運営できるような仕組みが企業内にインストールされました。

Monitoring

アイデアの事業性や
実現性を高めるためのメンタリング

後半では、選抜をくぐり抜けたアイデアについて、 役員向けの最終プレゼンに向けてアイデア内容のブラッシュアップや調査先アレンジを行う外部アドバイザーとして関わりました。
発表されたアイデアは審査員の方々にどれも高い評価を受けました。特にi.labら外部アドバイザーからのサポートのない前年と比べて「明らかにアイデアの現実性、具体性が高まっている」というコメントを頂きました。
また、コンテスト後には、SCSKの事務局メンバーとの振り返りの場を設ける事で、運営についての学びを定着させると共に、質の高い新規事業創出のための組織や仕組み、人材づくりが継続的に実施できるよう、サポートしました。
今後、i.labでは、先端的な事例の創出を支援することに加え、こうしたイノベーションマネジメントの相乗作用を活用することを目指しています。つまり、未踏の先陣を切り開き、新規事業創出に関する実践知を獲得するだけでなく、一度切り開かれた隙間を踏みならし、誰しもが通れる道にすることです。

※プロジェクト内容については機密事項も多いため、
一部実際の内容とは異なる部分もあります。